Unityで作ったアプリにアイコンを設定するのは簡単です。
iOSとAndroidでサイズの異なる複数のアプリアイコンも、大きなサイズのアイコンを用意してPlayerSettingsに設定しておけば、Unityが勝手にリサイズして用意してくれます。
自分でリサイズして画像を用意しなくて良いのは便利ですね。
機械的なリサイズでしょうから、あまりにもサイズが違うアイコンは専用に作成したものをPhotoshopでアンシャープマスクする…などして加工した方が綺麗になりそうです。
iOSはストア用に1024×1024のアイコンもビルドに入れておく必要があります。
これは流石に専用に高解像度で用意した方が良いでしょう。
他は最大アイコンサイズの180×180(@3x)で用意したものをセットしておけば十分です。
Androidも同じアイコンで良ければ、192×192(XXXHDPI)で用意した方が楽かもしれません。
AndroidはTarget API Levelが26以上だと、Adaptive Iconの設定が必要です。
設定しておかないと、Android 8.0以上の端末でアイコンが正しく表示されません。
ここまで設定したら、ビルドして実機に転送するとアプリアイコンが表示されるはずです。
めでたし、めでたし。…と言いたいところですが、よく見てください。
アプリアイコン、ぼやけてませんか??
もう1つ大事な設定があるんです。
UnityにインポートしたアイコンのInspectorを確認してください。
Texture TypeがEditor GUI and Legacy GUIになってないと綺麗に表示されません。
これはDefaultの設定だとTextureとしての最適化がアイコンにも適用されてしまうためです。
テクスチャフォーマット設定もOverrideしてRGBA 32bitにしておきましょう。
これでアプリアイコンは綺麗に表示されるようになり、今度こそ、めでたし、めでたしです。