久しぶりに自作アプリをメンテナンスすることになったのですが、
PCを買い替えてからAndroidまわりの開発環境を用意してなかったのでメモしておきます。
色んな人がインストール方法を丁寧に説明してくれていますが、
まずインストーラをダウンロードしてウィザードに従って~という方法を紹介しています。
公式の説明もそうなってるので、まぁそうだよなぁ…ってなるわけですが、
Android StudioはレジストリなどWindows固有の仕組みには依存していなかったはずです。
なので―
Android Studioのインストールはzipから展開するのがオススメです!
インストール!
https://developer.android.com/studio?hl=ja
- 公式のダウンロードページを開いたら、Download options を選びましょう。
- Windows(64bit)のexeじゃなくて、~.zipの方を選んで利用規約に同意するとダウンロードが始まります。
- 落ちてきたzipを好きな場所に展開してください。
PCのユーザー名が全角だったりスペース入ってたりするとトラブルの元になるので、
ここでは”C:\Android”とします。他の場所でも構いませんが、パスには注意しましょう!
ダウンロードしたzipを展開すると”android-studio”フォルダが現れます。
あとで触れますが、ついでに”android-sdk”フォルダも作っておきましょう。
zipはもう使わないので不要なら削除してしまっても大丈夫です。
NDKを使う場合は”android-ndk”フォルダもここに作っておくと管理しやすいのでオススメです。
これでAndroidStudioのインストールは終わりです。
ちなみに!
インストーラからインストールすると”アプリと機能”の一覧に登録されるのですが、
何故かuninstall.exeなどアンインストールに必要なデータが欠けているようで、アンインストールできなくなる罠がありました。(2020.3.1 for Windows 64-bitにて)
“アプリと機能”からは消せないのですが、”プログラムと機能”からは消せます。
Android Studioを選んでダブルクリックすると
「既にアンインストールされてるから一覧から消しますか?」的な質問をされるので
「はい」を選べば一覧からも消えてくれます。
あとはAndroidStudioをインストールしたフォルダをエクスプローラから直接削除すれば、アンインストール完了です。
AndroidStudioにアンインストーラが無いのは不具合な気がしますが、レジストリなどWindows固有の仕組みに依存していないことが分かりますね。
セットアップ!
次は必要なSDKをインストールしていきます。
“android-studio\bin”にある”studio64.exe”(PCが32bitの人は”studio.exe”) を起動しましょう。
スタートメニューにピン留めするなり、使いやすいようにしておくと良いです。
最初はSDKが無いのでセットアップする必要があるよ、と言われます。
SDKをダウンロードする場所は初期状態だと
“C:\Users\{ユーザー名}\AppData\Local\Android\Sdk”になっているのですが、
いろいろ開発しているとSDKフォルダの状態を見たいことはちょいちょい出てきます。
AppDataは普段あまり意識しないフォルダでアクセスしにくいので、
zip展開のついでに用意した”android-sdk”フォルダを指定しておくと良いです。
最後に設定を確認してFinishするとSDKのダウンロードが始まります。
最初は必要最低限のダウンロードなので、そこまで時間はかからないかと思います。
メンテナンス!
Androidアプリ開発は使用するSDKのバージョンが重要になります。
持っているSDKのバージョンを確認したり、追加/削除するときはSDKManagerを使います。
最初にセットアップするタイミングでは最新のSDKが選択されるようで、
この記事を書いたときは”Android 12 Preview”が最初にダウンロードされました。
私は”Android 11.0″のSDKが欲しかったのでチェックして追加でダウンロードしました。
SDKManagerを使えば必要なバージョンをダウンロードしたり、不要になったバージョンを削除することができます。本格的にアプリを開発していくと色々と必要になってきますが、全部ダウンロードすると不必要にディスクを圧迫するので、必要なものだけを入れるようにしていきましょう。